いなまさblog

人生の凸凹を乗り越えるブログ

ERCPって痛いの?

画像には写っていなかったものの血液検査の数値が総胆管結石の疑いを示していました。術前検査は一通り終わっているので手術は基本的に1泊2日で行われます。私の場合は当日の朝、病院に入って翌日には退院できました。

 

さて拷問のようだと言われたERCP、正確には内視鏡検査的胆管膵管造影といいます。つまり胃カメラを十二指腸まで入れてそこからカテーテルを胆管にいれる検査のことです。

結石を取り除く場合はバルーンで乳頭と呼ばれる胆管出口を広げてクマデのような形のバスケットで掻き出します。テレビドラマ「ブラックペアン」に出てくる医療機器「スナイプ」の先のような感じですかね。

医師はレントゲン室で画像を見ながら検査をします。時間がきて看護師さんに呼ばれて何種類か薬をのんでからレントゲン室に、横になってから鎮静剤の注射を打ち少したってからマウスピースを口にはめます。

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http://www.bostonscientific.comより引用 

 

検査は思ったより早く終わる

 

少しぼうっとしてきた感じがしてきました。胃カメラが口から入るまでは何度か経験がありますので、楽な姿勢を知っています。カテーテルが胆管に入る時、胃のあたりに痛みを感じましたが胆石の発作よりは大分マシです。寝てもらうと聞かされていましたがもうろうとしながらも意識はありました。

医師が看護師さんに何か指示を出している会話も聞こえます。ふと気がつくと胃カメラが抜かれていくのが見えました。痛みは感じましたが思ったよりは早く終わりホッとしました。外に出て時計を見ると1時間近くレントゲン室に入っていたようですが体感的には大分早かったですね。

 

総胆管結石の治療の結果

 

治療の結果、やはり石はなかったそうです。おそらく十二指腸に落ちてしまったんだろうとの事でした。散々おどかされていた手術は無事に終わってよく眠れましたよ。